M-51フィッシュテールパーカー（モッズコート）について | 田舎のそこそこな暮らしブログ〜四国おじさんキャンプ&ファッション〜

四国の田舎者スダチです。
今回は、ミリタリーの王道M-51フィッシュテールパーカー、通称モッズコートについての記事となります。
そう、踊る大捜査線の織田裕二さんが着ていたことで有名なあれですね！
織田裕二さんはHOUSTON（ヒューストン）というブランドのモッズコートでしたが、今回私が紹介するM－５１は
BUZZ RICKSON’S（バズリクソンズ）というブランドのM-51となります。

1 M-51とは？モッズとは？
2 BUZZ RICKSON’S／バズリクソンズについて
3 BUZZ RICKSON’S　PARKA-SHELL「type M-51」
4 クラウンジッパー
5 その他ディティール
6 コーデ例
7 M-51モッズコートは夏以外ずっと使える万能アウター！！
- 7.1 関連

M-51とは？モッズとは？

そもそもM-51とは、モッズとはなんぞや？ということについて軽く触れておきます。

①「M-51」・・・１９５０年代に採用された米国軍の防寒衣料の５１年型モデルを指し、朝鮮戦争でも着用された・・・とのこと。

②「モッズ」・・・１９５０～６０年代にファッションと音楽好きなイギリスロンドン近郊の若者が好んだファッションスタイル・・・とのこと

つまり、昔のロンドンのイケてるヤングがM-51をファッションに取り入れて広まったことから、モッズコートと呼ばれるようになったということらしい．．．なるほど…
背景を知ると男心がくすぐられますね（笑）

BUZZ RICKSON’S／バズリクソンズについて

バズリクソンズはミリタリー衣料の精巧なレプリカを作る職人気質なメーカーで非常に人気のあるブランドです👍
また品質もさることながらコスパがよいことでも有名です。とはいえそれでも一般的に考えるとそこそこのお値段です．．．．リアルマッコイズ、トイズマッコイなどの製品と比べるとお求めやすい値段ではありますが．．．💦
リアルマッコイズ、トイズマッコイはその分洗練されてすごくカッコいいです．．．✨
ただし、実物を再現しているという点ではBUZZ RICKSON’Sに分があると個人的には思います。

今回紹介するM-51も、”再現する”ということへのこだわりが半端じゃないです！！👍

BUZZ RICKSON’S　PARKA-SHELL「type M-51」

各メーカーが現代のシルエットに落とし込んでM-51を発売する中、バズリクソンズのM-51はシルエットも当時のものが再現されております。
また、当時、１９５１年のものは厚手のコットンサテン地ですが、１９５２年以降は低コストのコットンナイロンとなっており、バズリクソンズのM-51は厚手のコットンサテンで作られており、生地の時点で５１年の初期型を再現しているというこだわりっぷりなのです🎵
お値段は42,000円（税抜）。クーポン、ポイント、いろいろ駆使してお安く買うか、ボーナスで買いましょう（笑）

クラウンジッパー

バズリクソンズのジッパーは　”クラウンジッパー”　というものが使われております。
たかがジッパー、されどジッパーでここにもこだわっております。
以下、公式からの引用文…

【ジッパーは納入するコントラクターや契約時期によって異なるが、製造方式、務歯（むし）の設計、スライダーのロック機構、デザイン等、どれを取っても他のファスナーメーカーと大きく異なるのが写真のCROWN（クラウン）。引き手を離すとバネの力で戻り、引き手裏の片爪が務歯と務歯の間に入り込んで自動的にロックされるスプリング・カムロック式ジッパーという独自の機構を生み出した。また大きい引き手にタブも付いて、グローブを着用していても容易に開閉できる。独自のロック機構を持つCROWNであったが、製造の困難さやコストの問題などで1960年代末には、より安価に製造できる他社製のジッパーに市場を奪われることとなった。】

バズリクソンズは、このクラウンジッパー商標を取得し、再現しています。似たものはあっても、本物のクラウンジッパーは当時のヴィンテージと、バズリクソンズのものしかないとのこと！
すごいこだわりやでぇ…💦